2階展示室
蔵洋館内部の北側には、貴重な家財道具の保管のために蔵がつくられており、それぞれの階で接続しています。近年は居間として使用されていましたが、火災に耐えられるように石や鉄が使用されています。
常設展示「旧田中家住宅 人・歴史・技術」住宅を建設した四代目田中徳兵衛。旧田中家住宅のデザイン上の特徴や設計者である櫻井忍夫についてパネル展示を行っています。
書斎
主人の書斎としてつくられた部屋です。菱形の中心飾りを持つ折り上げ格天井となっています。
広緑・座敷・次の間
本格的な数奇屋風書院造りの和室で、接客機能を併せ持った部屋です。天井は屋久杉、木框は黒壇が使用されています。
次の間 和室
和館の2階の14畳の和室は、書院が設けられ、床の間は木框は赤漆、床柱に檜のしぼり丸太を用い、建築にたずさわった木挽工の技術の高さがうかがえます。